【まずはここから】障害者の転職活動ってどう進めるの?3つのパターンを徹底解説
障害者手帳を取得したけど、
どうやって転職活動を進めたらいいのかわからない…
障害者の転職活動は情報も少ないですし、なかなか難しいですよね・・
今回は3つのパターンに分けて解説をしていきます!
障害者の転職活動の3パターン
障害者手帳を取得された人の転職活動には、大きく分けて以下の3つがあります。
パターン①:就労移行支援事業所に通う
パターン②:障害者専門転職エージェントに相談する
パターン③:一般枠の転職サイトを利用する
それぞれの具体的な内容と、メリット・デメリットを見ていきましょう!
パターン①:就労移行支援事業所に通う
就労移行支援事業所とは、
就労を希望する障害者であって、一般企業に雇用されることが可能と見込まれる者に対して、一定期間就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います。
厚生労働省:mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/service/shurou.html
要するに、
障害のある方が、一般企業に就職・転職するための「通所型」の訓練サービスです。
就労移行支援事業所は、全国に約3300か所あります。
※参考:障害者の就労支援について, 社会保障審議会障害者部会 第113回, R3.6.28)
意外と自分の家の近所にあった!ということも多いので、一度探してみてはいかがでしょうか。
就労移行支援事業所のメリット・デメリットはこちら!
- メリット
- 障害理解をじっくり深められる
- ビジネススキル/ITスキルを身につけられる
- 企業とのパイプがあり転職しやすい
- デメリット
- 利用に費用がかかる
- すぐに転職活動をスタートできない
- 通所条件が定められている(離職中であること等)
代表的なサービスとしては、
- 【ミラトレ】
(パーソルダイバース株式会社運営) - 【LITALICOワークス】
(株式会社LITALICO運営) - 【就労移行支援のCocorport】
(株式会社ココルポート運営)
などがあります。
パターン②:障害者専門転職エージェントに相談する
障害者雇用専門の転職エージェントとは、
障害者枠での転職希望者と、人材を募集している企業との間に立ち、応募から入社までをサポートしてくれるサービスです。
オンラインや電話で転職相談を実施した後、希望に合った求人を紹介してくれたり、
応募書類の作成や提出、日程調整などの仲介役を担ってもらえます。
障害者専門転職エージェントのメリット・デメリットはこちら!
- メリット
- すぐに転職活動を始められる
- 障害への理解を得られる企業を紹介してもらえる
- 障害者雇用枠に特化した応募書類/退職理由を作成してくれる
- デメリット
- 一般枠と比べて求人数が少ない
- 求人の条件がよくない(契約社員/給与が低いなど)
- 年齢や経験によってサービスの利用を断られることがある
代表的なサービスとしては、
- dodaチャレンジ
(パーソルダイバース株式会社運営) - ランスタッド チャレンジド(ランスタッド株式会社運営)
- Agent-Sana
(株式会社イフ運営)
などがあります。
パターン③:一般枠の求人サイトを利用する
一般枠の求人サイトに登録することで、現在募集中の求人を幅広く見られます。
担当のキャリアアドバイザーが専任として相談に乗ってくれる会社も多く、応募先の幅を一気に広げることが可能です。
一般枠の転職サイトのメリット・デメリットはこちら!
- メリット
- 求人数が非常に多い
- 希望に合った求人を自分のペースで探せる
- 無料で利用することが出来る
- デメリット
- 応募書類などを自分で用意する必要がある
- 障害オープンで活動することで、選考通過率が下がる可能性がある
- 入社後に得られる配慮が不透明
代表的なサービスとしては、
- リクナビネクスト
(株式会社リクルート運営) - LIBZ(株式会社リブ運営)
- 既卒・フリーターの就職サポートUZUZ
(株式会社ウズウズ運営)
などがあります。
ズバリ、障害者枠の転職活動はどう進めるべき?
いろんな転職活動のやり方があるとわかったけど、
結局どう進めるのがおすすめなの?
ズバリ、パターン②とパターン③の併用がおすすめです!!
すなわち、障害者専門転職エージェントに登録しつつ、一般枠の転職サイトも見てみる。
という進め方をおすすめしています。
なぜかというと…
- 障害者専門転職エージェントを使うことで、
応募書類や退職理由の作成をしてもらえる - 障害者専門での求人が少なくとも、
一般枠転職サイトを使えば、多くの求人から比較ができる
と、それぞれのデメリットを補うことで、いいとこ取りで転職活動を進めることができます。
もちろん、現在離職中で、まずは体調を安定させて、じっくりスキルを身につけてから転職活動をしたいという方は、
就労移行支援からスタートし、約1年~2年後に転職するのが安心です。
なるほど!
僕は早めに転職活動始めたいので、障害者枠/一般枠のサービスどちらも登録してみます!
どのサービスにも、メリット・デメリットがあるので、
1つに絞らず、上手く使いこなすことで効率的に進めましょう!
- dodaチャレンジ
(パーソルダイバース株式会社運営) - ランスタッド チャレンジド(ランスタッド株式会社運営)
- Agent-Sana
(株式会社イフ運営)
- リクナビネクスト
(株式会社リクルート運営) - LIBZ(株式会社リブ運営)
- 既卒・フリーターの就職サポートUZUZ
(株式会社ウズウズ運営)
- 【ミラトレ】
(パーソルダイバース株式会社運営) - 【LITALICOワークス】
(株式会社LITALICO運営) - 【就労移行支援のCocorport】
(株式会社ココルポート運営)